ウエイトグローブ(Weight Gloves)とは、ダンベルやバーベル、マシンを使用したトレーニング時に装着する手の保護用グローブです。英語表記は「Weight Gloves」「Workout Gloves」などで、握力補助・手のひらの摩擦軽減・滑り止め・マメやタコの予防といった役割を果たします。筋トレ初心者から上級者まで幅広く利用されるアクセサリーです。
ウエイトグローブは、手のひら部分に滑り止め加工やクッションパッドが備わっており、金属バーとの摩擦や圧力から手を守ります。素材は合成皮革や本革、通気性のあるメッシュ素材などがあり、指ぬきタイプとフルフィンガータイプに分かれます。また、手首部分にリストラップ機能を備えたモデルは手首の安定性を高め、怪我予防に役立ちます。
ウエイトグローブは、以下のような用途でトレーニングに寄与します。
特にデッドリフトやラットプルダウン、ベンチプレスなどバーを握る種目で効果を発揮します。
使用時は手のひらにフィットするサイズを選び、装着感を確認します。グリップ部分がしっかりバーに密着するように装着し、余分な緩みがないようにするのがポイントです。リストラップ付きの場合は手首をしっかり巻き、プレス系や高重量種目で安定性を高めます。基本フォームや握り方は通常のトレーニングと同じですが、グローブによって滑りにくくなるため、より正確な動作を意識できます。
よくあるミスは、サイズが合わないグローブを使用してしまうことです。大きすぎるとズレて逆に握力が弱まり、小さすぎると血流を妨げてパフォーマンスが低下します。また、グローブを長期間洗わずに使い続けると雑菌が繁殖し、臭いや皮膚トラブルの原因となるため、定期的な洗浄が必要です。
ウエイトグローブには以下の種類があります。
初心者は全てのウエイト種目でグローブを使い、手の保護を優先すると良いです。中級者は高重量トレーニングやバーを多用する日を中心に活用し、必要に応じて素手で握力強化を意識するのも効果的です。上級者はリストラップ付きモデルを導入し、重さを扱う種目(デッドリフト、ベンチプレス)に組み込みながら、手首と握力を守ることを重視します。
A1. 必須ではありませんが、手の保護や快適なグリップを求める場合には有効です。
A2. はい。素材によりますが、多くは手洗いや洗濯ネットを使えば洗えます。革製は専用クリーナーが推奨されます。
A3. ウエイトグローブは手の保護とグリップ補助、リストストラップは握力を補助して高重量を支える役割があります。