ロングスピンとは、マシンや自重を使って腹斜筋を中心に鍛える体幹トレーニングの一種で、体をひねる動作(ツイスト動作)を大きな可動域で行うことが特徴です。特にウエストの引き締めや体幹の安定性向上に効果があり、スポーツ競技における回旋動作(野球やゴルフ、テニスなど)にも直結する実用的なエクササイズです。名称の「ロングスピン」は、体を大きく回旋させることを意味しており、通常のツイスト系種目よりも広い動きで体幹に刺激を与えるのが特徴です。
ロングスピンは、座位や立位で上半身を大きくひねる動作を繰り返すトレーニングです。マシンを利用する場合はケーブルマシンやローテーションマシンを使い、負荷を加えて行います。体幹部を回旋させることで、腹直筋の側部や腹斜筋、さらには腰部周辺の筋群まで幅広く刺激できます。
これにより、ウエストのシェイプアップだけでなく、スポーツに必要な回旋力や体幹の強さが養われます。
常に腹筋の収縮を意識し、腰を固定して体幹だけで回旋させることがポイントです。
ロングスピンは腹筋トレーニングの仕上げや体幹強化の一環として取り入れると効果的です。回数の目安は左右各15〜20回を2〜3セット。週2〜3回行うことで腹斜筋の強化とウエストの引き締めにつながります。スポーツ選手は競技特性に合わせてケーブルやメディシンボールを利用すると実用的な効果が期待できます。
A1. はい。特に側部に刺激が入りますが、体幹全体が安定するため腹直筋にも効果があります。
A2. 腰を一緒に回してしまうと腰椎に負担がかかります。腹斜筋を使い、腰を固定して回旋するよう意識してください。
A3. はい。メディシンボールやダンベルを胸の前で持ってツイスト動作を行えば、自宅でも可能です。